Webマーケターとは

最終更新日: 公開日: 2022年03月

昨今では,Webマーケター(ウェブマーケッター)なる職種?があるようで,あまりこのブログでも使うことのない言葉だったが,いろいろ調べてみるとどうもずっと長年取り組んでいたことこそ,ウェブマーケティングであり,それをやっている自分は「ウェブマーケター」なのではないかと気が付いた.

ただし,マーケターというよりはお客様のニーズを先読みしてコンサルティングしているので,ウェブコンサルティングだと思っていたので,この言葉を使うことがなかった.

ウェブマーケターとはウェブマーケティングをする人となる.
ウェブマーケティングについては別のページで言及するとして,webマーケターは何を考えるべきかについて書く.

Web マーケターの仕事

インターネット上で自社が扱っている商品・サービスをどのようにお客様に知ってもらうか,問い合わせしてもらうか,買ってもらうかを考えることが仕事となる.

商品には何らかの付加価値があるので,それを知ってもらわないと買ってもらうことは不可能で,購入者がそれだけのコスト(お金)を払ってもよいと思うだけの価値を知ってもらうことが必要である.

ただ,そのサイトだけで完結するほどの情報を掲載できれば,そこで購入の決断も出来るが,すべてのお客様に必要な情報を全て載せることはなかなか難しい.
お客様の事情は各お客様によって違うからである.

知ってもらうためへのお客様への告知手段を考える.
ホームページメール配信,ネット広告などがまず考えられる手段であろう.

これらを使って,将来のお客様への商品・サービスの告知を行うのだが,その際どのような内容でどのような人たちに向けて告知するかが問題である.

もちろん,ある程度の定石のようなものはあるのだが,実際には販売・紹介したい内容によって,さまざまに違ってくる.

マーケターとして重要なのはどのような商品・サービスであっても効率よく販売促進を行うことだ.

試行錯誤

基本は試してみて,うまく行かないところを見つけ,対策を考えて,また試す

これの繰り返しだ.
PDCA ともいわれている.

「うまく行かないところを見つける」
これが案外難しい.
そこで分析・解析ツールを使うことになる.

ホームページではログ解析メール配信ではクリックを調べたり,その後のアンケートの回答内容を検討する.
SNS やネット広告にもある程度の解析できるツールはついている.

ここではマーケターがホームページの解析をどのように行うかについて言及する.

ホームページの解析手法・解析ツール

自分たちでホームページを作ると独りよがりになるという話は既に「心に触れるホームページをつくる」という本で言及している.

独りよがりにならないために,客観的にホームページを見るために解析ツールが必要になってくる.

ここでは一番有名だと思われる無料のツールについて説明する.

Google サーチコンソール

Google Search Consoleホームページマーケティングを行うなら必須のツールといっても過言ではない.
以前は検索エンジンからのアクセスに参照元 URL がしっかり含まれていたので,どのような検索単語でどのページにアクセスされたかが完全に分かっていた.

ところが途中で検索エンジンが参照元を出さないように改造されてしまったので一切検索単語が不明になってしまった.
そのため,非常にマーケティングがやりにくくなったのだが,Google に関してはサーチコンソールで部分的に検索クエリー(単語)を見ることが出来るようになった.

サーチコンソールを一度も見たことがない人は一度設定してみてほしい.
様々な情報を得ることが出来る.
しかし,あくまでも道具なので,あるがまま(?)の情報を表示しているだけであり,使いこなせるか,使いこなせないかはマーケターの腕にかかっている.

Google アナリティクス

最近,Google Analytics 4 などが出て,一般的にはさらに分かりにくくなっているが,これがログ解析ツールである.

これもやはり道具なので使えるか使えないかはウェブマーケターの腕にかかっている.

無料のグーグルアナリティクスが出る前からこのようなログ解析ツールを作って,ホームページを改良していたので,このアナリティクスが世に出た時に有料のログ解析ツールはもう終わりだとあきらめかけた時があった.

しかし,結局道具なので,しっかり理解しないと使いこなせないという事が分かったので,ログ解析サービス自体も終了せずに今日まで続けて提供できている.

弊社のログ解析ツールも同じことで,道具なので,やはりある程度慣れないと使いこなせない.
もちろん,有料なので無料のものよりも断然分かりやすく作っているし,アナリティクスのような純粋なログ解析だけでなく,追跡・トラッキング機能などもついているので,同じものではない.

この Google Analytics を使ってもホームページの改良を行うことは出来る.

出来るのは出来るし,タグマネージャなども使えば大抵のことは調べることが出来るのだが,やはりかなり解析・改良をした経験がないと使いこなすのは難しいというか,ある程度経験のある私でも改良に使うには難しい.

例えば,このページのこのリンクをクリックした回数とか,このページはどこまでスクロールしてい見ているか,など結構何でもデータを取得することは出来る.
ただし,設定をしなくてはならず,結構面倒で難しい.
よくあるのが,設定して最初は使っているが,そのうちの解析は見なくなっても,設定だけは残ったままになっていて,後から見た人がこの設定は何?とかこの数字見て何しようとしてたんだろう?とかなるパターンも多い.
自分で設定している場合も目的を忘れてしまって,後で「これなんだっけ?」となることも多い.

よって,マーケターによっては弊社のように自社・自分で開発したツールを使っていたり,サードパーティーが作った SEO 用のツールを使うことになる.

サードパーティが開発したツール

サードパーティつまり,第三者が開発したツールというのは Google など検索エンジン運営者ではなく,レクタスのような無関係の会社が作ったツールのことである.

いろいろなものが出ているので,ウェブマーケターは自分で見つけて,様々なツールを使っていると思う.

ここでアドバイスがあるならば,情報の正確性に気をつけましょうということ.

キーワードボリュームなど検索エンジンを運営しているものにしかわからないものを表示している数字は Google 由来のものであればある程度は信用できるかもしれないが,「自社調べ」と言っている場合は要注意.

また,ページやサイトに応じて,いろんな数値を出してページやサイト同士の比較が出来るようにしているツールもあるが,これも Google が出しているものでないなら要注意.

言いたいことは

解析をするなら正しい情報を基にしないと,その後の推論はすべて間違ってしまう

ということ.
これだけは気をつけましょう.

追跡・トラッキング系

アナリティクスでもページ閲覧の推移はある程度追っていけるが,人単位で追っていくのは難しい.
そこで,トラッキング系のツールがある.

これは例えば問い合わせをした人がどのページから入ってきて,どのページを見て,最終的にどこで見るのをやめたのかがわかるツール.

弊社でいうと追跡・トラッキングである.

これは具体的にどのような問い合わせをした人がどのくらいの時間でどのようなページをクリックしていたかがわかるので,ページのリンク構造がうまく構成できている(分かりやすい)か,コンテンツの内容は十分なのかなどがある程度分かる.

ヒートマップ系

ヒートマップがちょっと流行ったように思うが,これはどのページのどの部分をよく見ているか,どのぐらい多くの人がページのどこまでスクロールして離脱しているかなどが分かるツール.
緑とか赤とか色も派手なので一見,「凄い!」と思えるが,実際のところ,ほとんどのページが上は赤色で下にいくにしたがって緑色になる.
まあ,当たり前と言えば当たり前なのだが.
ページの途中へのリンクなどを多用すれば変わってくるのかもしれない.

参考)
ヒートマップとは

 

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