「静的なアセットと効率的なキャッシュポリシーの配信」について

最終更新日: 公開日: 2021年05月

「静的なアセットと効率的なキャッシュポリシーの配信」とは

静的なアセットと効率的なキャッシュポリシーの配信

PageSpeed Insights の「診断」で「静的なアセットと効率的なキャッシュポリシーの配信」の警告は通常のページなら必ず表示されていると思う.

「静的なアセット」は直訳すると「静的な資産」となり,訳が分からないが,どうも画像ファイルやスタイルシート,ジャバスクリプトなどのファイルを表すもののようだ.

これらの動的に生成されないファイルに関しては「キャッシュを設定せよ」というのがここの意味することのようだ.

キャッシュとは

キャッシュは詳しい説明は検索して確認してもらうとして,簡単にいうと一度アクセスしてサーバーから取得したファイルを何度も取得しに行かずに済むようにする仕組みのことである.
それにより,サーバーの負荷や回線の負荷を下げることが出来る.つまりエコなのである.
閲覧者側にとっては高速にもなるので良いことばかりである.

ただし,ファイルを変更した場合にキャッシュが残っているために表示が思うようにされないこともあるので,システムやページ作成者は気を付ける必要がある.

設定すべきキャッシュの有効期間は?

ここで困るのは「キャッシュの有効期間を長くすると、再訪問したユーザーへのページの読み込み速度を向上できます。」と書いてあるのはいいが,どれくらいの期間に設定すればいいのか?という話である.

その回答は現時点で以下のページにある.

ブラウザのキャッシュを活用する

つまり,1週間から1年間の間にせよとのことである.

apache でのキャッシュ設定方法

設定の方法は一つではないが一つの方法を紹介する.
例えば,.htaccess に以下のように追記する.

これで一週間のキャッシュ有効期間が設定される.

<IfModule mod_expires.c>
  ExpiresActive On
  <FilesMatch "\.(js|xml|css|gif|jpe?g|png|ico|mov|pdf|mpg|woff2|webp)$">
    ExpiresDefault "access plus 1 week"
  </FilesMatch>
</IfModule>

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